【映画感想・ネタバレ】プーと大人になった僕
おつかれさまです!Tucondです.
「プーと大人になった僕」観に行ってきました!
くまのプーさんの物語を知らなくて,クリストファーロビンって誰やねん状態で見に行ってきました笑
クリストファーロビンはプーさんの横っちょにいる子どものことなんですね.
どうやら原作では,彼はプーたちの住む100エーカーの森で色々遊びながら,問題を解決するヒーロー的存在らしいです.
で,映画の方は大人になってすさんだ彼をプーさんが助けるよ,ってお話です.
最初から内容は想像してましたがその通りでした笑
★あらすじ★
大人になったクリストファーロビンはエリート商社マンで部下を束ねる存在.でも彼の部署は存続危機.週末に家族と一緒に100エーカーの森に行けなくなってしまう.
娘と妻を見送り,ロビン氏がさて仕事という時に街中にいきなりプーが出現.
家に入れても蓄音機は壊すし,棚は壊すしでぐちゃぐちゃで仕事にならない.
結局ロビンもプーをかえすため,こっそり100エーカーの森に行くことに.
なんだかんだあって,プーは森の仲間たちと合流.
ロビン氏の部署の存続を決める会議に出席するため,週末作った資料を携え会社に向かうも,手違いで資料が入れ替わっていた.
娘とプーたちが本物の資料を届けようと追って会社に向かうも,資料の一部を残して後は失くしてしまう.
ロビン氏は家族を優先し,クビを覚悟で会議を抜け出し行方不明の娘と再会する.
お前がいれば十分だ,仕事は二の次だ,と娘に語りかけていたとき,残った資料を見て新たな事業案をひらめく.
そして仕事も家族もうまくいってハッピーになった.
★感想★
ロビン氏「週末は仕事しなきゃだし,一緒に出かけてられんわかってくれ娘よ」
娘「私は夏休みの課題図書全部効率的に読み終えたわよ」
このやりとりこたえましたね.
また,途中ロビン氏が森で20年ずっと健気に待っていたプーに対して「もう友達じゃない!」とか言い放つシーンは,オイオイ...って感じでした.
山場を作ろうとした感が丸わかりで,子供時代なんてクソくらえ的冷たい大人がベタベタすぎて引きました.
と同時に,社会人ってこういうことなんだなあ,と自分の将来にも絶望しました.
でもそれ以外は自然に楽しめました.
子どもの頃の夢・遊びのノスタルジー,健気に待つ人形のプー.
私も子どもの頃はおもちゃに意思があると思って大事にしてたので,ものを大切にせず使い捨てる今の私のどうしようもなさに涙しました.
健気さや信じる心が薄汚れてしまったなあと.
ロビン氏に自己投影してノスタルジーにひたりました.
おわり